医療スタッフ目線の職場事情 看護師がデイサービスで働くメリット

看護師がデイサービスで働くメリット

デイサービスに従事する看護師の業務は大まかに分けて、バイタルチェック・医療ケア・介護支援の3つがあります。
対応するのは看護業務のみだけではないため、柔軟なサポートが求められる傾向にあります。
ここでは、そんなデイサービスで働くうえで実感できるメリットを挙げてみましょう。
まず1つ目は、基本的に勤務形態が固定されていること。
多くのデイサービス施設は、夕方までにはサービス提供が終了するため、夜勤がありません。
日勤が主であり、ほとんどの現場で勤務時間が固定されています。
そのため、毎日同じ生活リズムで勤務できます。
家庭や子育てと両立したい人や体力的に自信がない人に嬉しいメリットです。

2つ目は、病院と比べて精神的負担が少ないことです。
病院勤務の場合、重症・重篤な患者さんのケアにあたることもあり、プレッシャーが大きくなります。
さらに時には、最期を看取るような場面もあるでしょう。
目の前で生死に向き合うことはショックなことであり、メンタル的なダメージは大きいものです。
一方、デイサービスは介護施設であり、重篤な症状の利用者さんはいません。
医療的なケアをすることは少なく、命に関わる場面もほぼないでしょう。
誰かの生死に関わるプレッシャーもなく、心に余裕を持って働くことが可能です。

3つ目は、楽しみながら仕事ができることです。
デイサービスの利用者さんは、看護師や介護士とのコミュニケーションを楽しみに通っている人も多いです。
そのため、現場のスタッフはコミュニケーション取ることが仕事といっても過言ではありません。
人と話すことが好きな看護師であれば、充実した毎日を送ることができるでしょう。
加えて、レクリエーションにも参加するため、自身も利用者さんと一緒に楽しみながら仕事に従事することが可能です。